今日の土寺小屋は、28日の護摩焚きを一日早く開催しました。
5名の土寺小屋初参加の方を含めて13名の参加でした。
御弥津は久しぶり住職手づくりの「クルミ入り粒餡の半月まんじゅう」でした。
法話は住職の「廻向」
【雨晴れて傘忘れる】
雨が止んで晴れてしまうと、かぶっていた笠のありがたみを忘れがちである。
雨が降り出して人から借りた笠は、一度雨が止んで空が晴れると返すことを忘れてしまう。
【喉元過ぎれば熱さ忘れる】
熱いものも、飲みこんでしまえばその熱さを忘れてしまう。転じて、苦しい経験も、
過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまう。
■廻向(梵語のパリナーマ)
「廻転趣向」の略。
自分自身が勤めている功徳を、生者死者を問わずあらゆる人へ趣き向けること。
■お経の最後にお唱えするのが「廻向文」
願以此功徳 普及於一切 我等与衆生 皆共成仏道
ご先祖はもちろんのこと、他家のご先祖さまや、いま命あるお世話になった方、
恩を受けた方、助けていただいた方、力を貸していただいた方などなど・・・。
すべての方(衆生)にこの思いが届き、仏の真理に導かれますように、廻って下さい。
餃子ではありませんー
今までに習った梵字の仕上げをもってきてくれた小屋生さんも。。。