光明皇后の縁深き南都の古寺巡礼<その二 海龍王寺>

海龍王寺はもともと、光明皇后が父藤原不比等から譲り受けた邸宅で、その後最新の仏教をこの国に広めるためこの場所に伽藍を整えたのが寺の始まりです。
ここで観たかったのは重文の西金堂内に鎮座する奈良時代の国宝「五重小塔」です。
私の生まれた年に国宝指定されたわずか高さ4mの五重塔で、屋内でしかも近くから拝まれるために建造されました。
光明皇后の内廷寺院として、この西金堂と五重小塔のみが天平時代の建造物として大切に遺されてきました。

ありがたいお詣りでした。
合掌

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