国宝巡拝-秋篠寺

大和秋篠寺の本堂は鬱蒼とした境内の中央に位置し、どっしりとした寄棟造りで静かに天平の遺風を残す国宝本堂でした。

本堂内は土間で、横に長い須弥壇上の中央にご本尊薬師如来座像が安置され両脇に日光・月光菩薩、さらに両端には帝釈天立像と伎芸天立像がお祀りされていました。

ご本尊薬師如来の台座に垂れた裳裾にひときわ美しさを感じたのは私だけではなさそうで、木目を生かしたなめらかな彫刻をよく見ると参拝者が撫でるのか少し艶がありました。

向かって左の伎芸天のふくよかでなめらかな腰つきにお顔を少しかしげた身姿に、とりわけ引きつけられました。

古来、病に苦しむ多くの庶民に救いの手を差し伸べられ、あるいは技芸上達を願う人々の深い信仰を集められたことを納得させられました。

素晴らしくありがたい巡拝でした。
合掌

秋篠寺本堂正面
本堂
本尊薬師如来(右座像)と伎芸天立像(左端)
本尊薬師如来座像
鐘楼堂
秋篠寺は苔も美しい
境内の苔庭

ありがたき巡拝でした。
合掌

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