副住職 辻和道

辻 和道(和也)君の剃髪





得度式





四度加行

2011年1月23日前行開白
1月の前行は午前2時起床、気温氷点下11度。
高野山の中でも真別所は最も寒いところではないでしょうか。
凍えるような寒さの中、ただひたすらお経を唱え、
四度加行のための印やご真言などとともに種々の作法を伝授してもらうのです。
般若心経さえ知らなかった在家の和道君が歯を食いしばり、がんばりました。
とは言え、これは前行。
坊主になる為の本当の行は4月からはじまる四度加行なのです。


真別所・正門への参道と境内(参道入り口には「葷酒山門に入るを許さず」の看板あり)

四度加行 4月10日入所
四度加行は文字どおり、十八道加行・正行、金剛界加行・正行、胎蔵界加行・正行、
護摩加行・正行の四部の行を満行しなければなりません。
それぞれ加行は十四日間、正行は七日間の行を1日三座行います。

はじめの十八道加行は五体投地の礼拝を100回してから座行がはじまります。
まさに体力勝負です。
和道君は十人の同行者の中でも二人の子持ちで最年長。
正座も辛いが体力も・・・・・。

最後の護摩加行は一座が四時間かかります。
朝の勤行までに一座終えるには午前1時に起床しなければなりません。
持病の腰痛は痛み止めを飲みながらの辛い行となりました。

ときには『なぜ俺は今こんなことをしているのか?』と自分に問いながら、
一心不乱の護摩行を成し遂げました。

子どもたち(私にとっては孫)もパパの帰りを口には出さず待っていました。

         
2011年7月25日結願

本当によくがんばってくれました。成満おめでとう!

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