おたすけ地蔵尊

趣意標

      
 かつては道路の辻々にお地蔵さまが祀られ、
 迷える人々の行く手を指し示すとともに、
 その先の安全と幸せを願い土地の人々の善意により建てられました。
 本来お地蔵さまは右手に錫杖を持ち、左手に宝珠を携えています。
 しかし、このおたすけ地蔵尊は左手に宝珠ではなく、薬珠を携えています。
 「病をもった人々の心に寄り添い、病苦を取り除いてください」
 との願いを込め、「おたすけ地蔵」と名付け建立されました。

     一切衆生 抜苦与楽
                平成十七年秋吉祥日
                合掌

 建立のいきさつ

 住職の良恒は、次女を胆道閉鎖症という難病で5歳で亡くし、
 その後、和歌山県難病団体連絡協議会という難病患者と家族の会を結成し、
 20年間会長として努めました。
 その間にボランティアをしていた妻がパーキンソン病を発症し、
 その後平成29年8月24日地蔵盆におたすけ地蔵に護られて旅立ちました。
 この間、多くの難病患者と出会い、苦しむ人々の悩みと接してきました。
 治らない病気であってもせめて心の安らぎと、
 その病から来る病苦を取り除いてほしいとの思いから発願しました。
                      平成17年4月24日 開眼


お開眼の写真






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