平成31年4月の国宝巡拝ー

中将姫が蓮の糸で一夜にして編み上げたと伝えられる
国宝當麻曼荼羅を拝しに當麻(たいま)寺へー


こんなに近くなのに20年ぶりのお詣り―

境内や塔頭寺院ではちょうど牡丹やシャクナゲなどが咲き始めていました。

ご本尊、当麻曼荼羅をお祀りする曼荼羅堂(本堂)や、
阿弥陀如来をお祀りする講堂、
国宝弥勒仏をお祀りする金堂は圧巻でした。
千仏院庭園で龍の天井画が描かれた聖観音堂を拝しー
少し暑く感じられる境内での散策の歩を止め、
中之坊の重文の書院で美味しいお抹茶をいただきました。

ありがたくすがすがしいお詣りでした。
合掌

當麻寺山門
當麻寺曼荼羅堂
中将姫剃髪堂
日本最古の當麻寺梵鐘(国宝)
當麻寺奥院
東西2塔
西南院の西塔
當麻寺西南院は「関西花の寺」第21番霊場
西南院の牡丹
日傘牡丹
日傘牡丹
當麻寺の三鈷の松
三鈷の松2本見つけた
中之坊の重文の書院でお抹茶をいただく

ありがたいお詣りでした。
合掌

西国巡礼 平成31年4月2日

第14番 三井寺

近江八景で有名な「三井の晩鐘」があるお寺です。
桜はチラホラでしたが、夜桜のライトアップも始まっていました。

三井寺山門
三井寺観音堂
参道のお地蔵さまに孫がお賽銭投入ー
三井寺三重塔
三井の晩鐘<近江八景の一つ>

第11番 醍醐寺

世界文化遺産に登録されている有名なお寺で、
「醍醐の桜」でとても名高いお寺です。
桜はほとんど満開でした。
今日もアジアからのお客様で大変な人出でした。

醍醐寺の花見は人ひとアジア人。。。
醍醐寺仁王門
醍醐寺観音堂の桜
准胝観音堂前の桜も満開
醍醐寺金堂
桜に映える五重塔
醍醐寺三宝院庭園
三宝院唐門(国宝)

ありがたくお詣りさせていただきました。
合掌

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

西国巡礼 平成31年4月1日

第30番 竹生島宝厳寺

琵琶湖の竹生島にある札所で、170段ぐらいの階段を上ります。

竹生島宝厳寺本堂
宝厳寺三重塔
龍神拝所、白いのはかわらけ。
鳥居の隙間を通れば願いが成就します。
竹生島桟橋で孫たちー
お参りをすませて竹生島を出航

第32番 観音正寺

裏山駐車場まで上ってお参りしました。
山上は雪でしたが、住職の丁寧な説明と、
ご本尊と直に触れさせていただきました。

観音正寺裏山駐車場山門
<参道に>はい!わかりましたー
観音正寺仁王口
和道さんは護摩堂にお参りー
再建された観音正寺本堂
ご本尊はインドから運ばれた強大な白檀で造られた千手観音に
直接触れさせていただきました。
ご本尊に触れられるのはここだけです。
巨石一つ一つが仏さま
子どもたちに竹とんぼを下さり、
飛ばし方まで伝授。。。
このあと雪が本降りになりました。

寒かったけど、ありがたいお詣りでした。
合掌

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

福井県で唯一の国宝建造物がある明通寺へお詣りー

小浜市にある真言宗明通寺は、坂上田村麻呂が天下泰平を祈念して、
今から1200年あまり前に建立したお寺です。
茅葺きの本堂は国宝で、安置されているご本尊は国の重文指定の薬師如来です。
薬師三尊は本来、日光菩薩と月光菩薩を脇仏としていますが、
ここは降三世明王と、孫悟空に出てくる沙悟浄のモデルと言われる深沙明王が脇仏で、ともに2.5mほどの高さのあるとても立派なものでした。

本堂の脇の階段を上ったところには、思わず手を合わせたくなる国宝の三重塔が厳かにそびえています。

福井県に二つしかない国宝建造物がここ明通寺の本堂と三重塔なのです。

ありがたい国宝巡礼でした。

合掌

ついでと言っては申し訳ないのですが、せっかく若狭に来たので、
常高寺と空印寺へお詣り。

常高寺は、浅井家三姉妹の生涯を描いた、NHK大河ドラマ「江(ごう) 姫たちの戦国」にご縁のあるお寺(次女お初が建立)。
さらに、ここはNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」のロケ地でもあります。

空印寺は、不老長寿の伝説で有名な「八百比丘尼」が入定した岩窟のあるお寺です。
少女の姿のまま成長し、120歳で出家、その後諸国に道路や橋を架け、信仰と徳道を説き、八百歳になったとき大好きな椿の花の下にある空印寺の岩窟内で入定された伝説があります。
この岩窟前で祈れば不思議な霊験が現れると言われています。

法事に出仕するため忙しくされていたご住職が、わざわざ岩窟の門扉を開けてくださいました。
法事から帰られたら早速本堂を開けてくださり、八百比丘尼像の前に案内してくれました。
ご住職、本当にありがとうございました。

明通寺 参道案内石
明通寺 山門への参道
明通寺 本堂への参道
明通寺本堂と三重塔

明通寺三重塔
明通寺客殿(重文 不動明王)

■せっかく若狭に来たので、常高寺と空印寺へお詣りー

常高寺楼門
浅井家三姉妹
当時の大河ドラマPRポスター

常高寺階段にある「ちりとてちん」のロケ紹介看板

■空印寺へお詣り

八百比丘尼が祀られる空印寺本堂
空印寺本堂に祀られる八百比丘尼像
八百比丘尼入定岩窟
八百比丘尼の入定岩窟入り口
岩窟内部と八百比丘尼墓碑

たのみなば いのちのほどや ながからん
いわまのしずく つきぬかぎりに

粉河の十禅律院と、とんまか雛通りへ

車で5分ほどの近くにあるのに行ったことなかった十禅律院へお詣り。
千年ほど前、日吉山十禅師の勅により建立された庵。
寺守の女性が「よくお詣りくださいました。粉河寺にお詣りされても、ここに来られる方はあまりいません」と話してくれました。
和歌山徳川藩主が好んだ葛城山を背にした借景庭がひっそりと佇んでいました。

ちなみに粉河寺門前通りでは、お店や民家がそれぞれお雛飾りを陳列する「とんまか雛通り」が開催されていて、とりわけ文化財指定を受ける山崎邸では近代和風建築と共に各部屋の見事な雛飾りを見ることができました。

合掌

粉河寺本堂(国宝)境内の河津桜
十禅律院山門
十禅律院本堂
本堂内のご本尊阿弥陀如来
庫裡では高校野球選手の必勝祈願お写経の準備
本堂横の借景庭
十禅律院の雛飾り
山崎邸大広間の床雛飾り
日本でも有数の大型古雛
山崎邸2階の雛飾り
2壇多雛飾り
丸窓壁から見る雛飾り

山崎邸2階の雛飾り

国宝巡拝ー湖東、西明寺

湖東三山とよばれる金剛輪寺、百済寺、そして今回は西明寺へ

西明寺の本堂は滋賀県ではじめて国宝指定を受けた建造物です。
釘を一本も使っていない純和様建築でその厳かさは言うまでもありません。
本堂の右隣に古塔三重塔も国宝で2番目に指定されました。

名勝庭園「蓬莱庭」も国指定の名園です。

そして何よりも、広い山内の隅々まで手入れが行き届いた
苔の素晴らしいこと。。。

心癒やされた素晴らしい国宝巡拝でした。
合掌

西明寺本堂への石段
天門(重文)
本堂(国宝)
三重塔(国宝)
苔生す山肌の向こうに三重塔

国宝巡礼河内の真言宗2ヶ寺(その二 観心寺)

観心寺

河内長野にある観心寺は今から約1300年前に建てられ、その後弘法大師空海が彫られた如意輪観音像(国宝・秘仏)をご本尊としています。
金堂(本堂)は大阪府下最古の建造物です。
またもともと三重の塔建立予定だったのが、楠木正成が湊川の戦いで戦死したため建て掛けのまま残ったものを一重に茅葺きの屋根を乗せた建掛塔(たてかけのとう 重文)として残っています。
境内には宮内庁管轄の後村上天皇陵があり、歴代天皇との結びつきが深かったことを偲ばせてくれます。
本堂にて寺名どおり、静かに心を観るごとく正座瞑想させていただきました。

合掌

(今までのブログ田舎坊主のぶつぶつブログこちらへ)

観心寺 正門

国宝 観心寺金堂

国宝 観心寺金堂

重文 訶梨帝母天堂

ご本尊 如意輪観音さま

楠木正成公お首塚

真言二祖 道興大師御廟

重文 建掛塔

建掛塔の一層の組木

国宝巡礼河内の真言宗2ヶ寺(その一 野中寺)

野中寺

羽曳野市の野中寺は今から1400年前に聖徳太子が建立したお寺です。
今日は1月18日ということで約1300年前の国宝金銅弥勒菩薩像を近くで直接拝観することができました。
高さは20センチぐらいの半跏思惟像の小さな弥勒菩薩ですが、割合として若干大きめの頭部と、前に向けた右手のひらと指の形にはある種新鮮さを覚えました。
毎月18日には拝観することができ、説明も聞くことができます。
また国宝の地蔵菩薩立像も拝むことができました。

またここには人形浄瑠璃や歌『野崎まいり』などでよく知られる、道ならぬ恋のゆえ心中した主人公「お染・久松」のお墓がありました。

合掌

(今までのブログ田舎坊主のぶつぶつブログこちらへ)

野中寺正門

野中寺の方丈に安置されている金銅弥勒菩薩像

野中寺境内正面

ヒチンジョ池西古墳石棺

野中寺 大師堂

野中寺 本堂

野中寺 地蔵堂

お染・久松の墓所

境内の紅梅

番外で国宝巡礼ー真宗高田派本山専修寺

副住職たちが「平成29年11月、三重県ではじめて国宝指定された本堂がある」と、連れて行ってくれました。
今回は初めての真宗寺院です。
さすが真宗!! 唐門、本堂、御影堂などの立派なこと立派なことー
息を呑む大きさにビックらポン。。。
国宝一周年を記念する報恩講の真っ最中で、門前にはたくさんの出店もあり賑やかなことこの上なしー
今までお詣りした寺院には侘びや寂(さび)といった趣がありましたが、本堂内陣や本尊厨子などのきらびやかさにはある意味衝撃的な国宝巡拝でした。

南無阿弥陀仏
合掌


 

光明皇后の縁深き南都の古寺巡礼<その二 海龍王寺>

海龍王寺はもともと、光明皇后が父藤原不比等から譲り受けた邸宅で、その後最新の仏教をこの国に広めるためこの場所に伽藍を整えたのが寺の始まりです。
ここで観たかったのは重文の西金堂内に鎮座する奈良時代の国宝「五重小塔」です。
私の生まれた年に国宝指定されたわずか高さ4mの五重塔で、屋内でしかも近くから拝まれるために建造されました。
光明皇后の内廷寺院として、この西金堂と五重小塔のみが天平時代の建造物として大切に遺されてきました。

ありがたいお詣りでした。
合掌

光明皇后の縁深き南都の古寺巡礼<その一 法華寺>

法華寺は光明皇后が建立した尼寺で、ご本尊は国宝十一面観音さまです。
6月の六日間だけ特別に開扉されますが、普段はお前立ちを拝むことができます。
また出家僧侶ではありませんが文殊菩薩と討論したと言われる学識高き維摩居士の木造座像はいつも本堂内で拝むことができます。
これは2017年ローマで開催された「日本仏像展」の際、文化庁が調査を行い木造であることがわかり国宝指定されました。
夏には名勝庭園華楽園の法華寺蓮も観に来たいと思いました。
合掌

 

湖東の名刹巡礼その二「百済寺」

そして百済寺へ

少し山手にある百済寺、近江最古の古刹で1400年の法燈を照らし続けています。
ご本尊木造十一面観音立像も奈良時代の秘仏のため拝むことはできませんが、そのお前立ちを拝むことができました。
ここの本堂も重文で唐破風の入母屋造りで、山上にどっしりと佇んでいます。
私が最も感動したのは「天下遠望の庭園<喜見院の庭園>」とよばれる山上からの眺望が見事なことです。雪化粧の本堂と庭園越しに見る湖東三山のすがすがしい景色の圧巻たるや、・・・お詣りさせてもらってよかった。
私が独り占めした壮観でもありました。

有り難き国宝巡礼と本尊拝福でした。
合掌


湖東の名刹巡礼その一「金剛輪寺」

まずは金剛輪寺へ

境内には残雪があり雪がちらつく寒い一日でしたが、金剛輪寺では重厚な国宝本堂と重文の三重の古塔を拝むことができました。堂守のご婦人がご本尊は秘仏聖観世音立像で住職が一代限り一度しか拝むことができないという秘仏で、仏彫刻の途中で一筋の血が流れたと言われ、この時点で魂が宿ったとして刀を止め粗彫りのままで祀られていると言われていると丁寧に説明をしてくれました。
このお寺は紅葉の時期は参拝客でいっぱいになりますが、寒中の正月のお詣りは私一人だけでした。
しかし、本堂に続く長い坂道の参道脇のお地蔵さまたちは「お前さんは一人じゃないよ」と話しかけてくれているようでした。
(庭園の残雪がパンダのように見えました)

合掌


奈良、圓成寺と般若寺へお詣りさせていただきました。

奈良 圓成寺の国宝大日如来と春日堂・白山堂、
2ヶ寺目は般若寺の国宝楼門と文殊菩薩をお詣りさせていただきました。

圓成寺は奈良から柳生街道を上った山里にひっそりと佇む、
素晴らしいお寺でした。
国宝大日如来は宝蔵館に座して居られました。
明治初年の廃仏毀釈を乗り越えた春日堂・白山堂は、
思ったより小ぶりの社殿様式でした。

名残の紅葉も素晴らしかった。

 


般若寺は別名コスモス寺とよばれ、境内一面がコスモス畑です。
すでにコスモスの旬は過ぎていましたが、
国宝の楼門とともにかつては秘仏であった重文の八字文殊菩薩像が、
静かに迎えてくれました。

ありがたきお詣りでした。

合掌


今までのブログ(田舎坊主のぶつぶつブログ)はこちら


 

三十三間堂千体佛を秋雲台から拝ませていただきました

三十三間堂本堂内の千体の観音様

平成30年、新たに観音様が国宝に指定されたのを記念して

「秋雲壇」とよばれる高見台が設置(11月26日まで)され、

普段はそのお顔を拝むことができない後方上段の観音様も、

ライティングされ、しっかり見ることができます。

この機会にと有り難くお詣りさせていただきました。

合掌

今までのブログ(田舎坊主のぶつぶつブログ)はこちら