国宝巡礼河内の真言宗2ヶ寺(その二 観心寺)

観心寺

河内長野にある観心寺は今から約1300年前に建てられ、その後弘法大師空海が彫られた如意輪観音像(国宝・秘仏)をご本尊としています。
金堂(本堂)は大阪府下最古の建造物です。
またもともと三重の塔建立予定だったのが、楠木正成が湊川の戦いで戦死したため建て掛けのまま残ったものを一重に茅葺きの屋根を乗せた建掛塔(たてかけのとう 重文)として残っています。
境内には宮内庁管轄の後村上天皇陵があり、歴代天皇との結びつきが深かったことを偲ばせてくれます。
本堂にて寺名どおり、静かに心を観るごとく正座瞑想させていただきました。

合掌

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観心寺 正門

国宝 観心寺金堂

国宝 観心寺金堂

重文 訶梨帝母天堂

ご本尊 如意輪観音さま

楠木正成公お首塚

真言二祖 道興大師御廟

重文 建掛塔

建掛塔の一層の組木

国宝巡礼河内の真言宗2ヶ寺(その一 野中寺)

野中寺

羽曳野市の野中寺は今から1400年前に聖徳太子が建立したお寺です。
今日は1月18日ということで約1300年前の国宝金銅弥勒菩薩像を近くで直接拝観することができました。
高さは20センチぐらいの半跏思惟像の小さな弥勒菩薩ですが、割合として若干大きめの頭部と、前に向けた右手のひらと指の形にはある種新鮮さを覚えました。
毎月18日には拝観することができ、説明も聞くことができます。
また国宝の地蔵菩薩立像も拝むことができました。

またここには人形浄瑠璃や歌『野崎まいり』などでよく知られる、道ならぬ恋のゆえ心中した主人公「お染・久松」のお墓がありました。

合掌

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野中寺正門

野中寺の方丈に安置されている金銅弥勒菩薩像

野中寺境内正面

ヒチンジョ池西古墳石棺

野中寺 大師堂

野中寺 本堂

野中寺 地蔵堂

お染・久松の墓所

境内の紅梅

番外で国宝巡礼ー真宗高田派本山専修寺

副住職たちが「平成29年11月、三重県ではじめて国宝指定された本堂がある」と、連れて行ってくれました。
今回は初めての真宗寺院です。
さすが真宗!! 唐門、本堂、御影堂などの立派なこと立派なことー
息を呑む大きさにビックらポン。。。
国宝一周年を記念する報恩講の真っ最中で、門前にはたくさんの出店もあり賑やかなことこの上なしー
今までお詣りした寺院には侘びや寂(さび)といった趣がありましたが、本堂内陣や本尊厨子などのきらびやかさにはある意味衝撃的な国宝巡拝でした。

南無阿弥陀仏
合掌


 

光明皇后の縁深き南都の古寺巡礼<その二 海龍王寺>

海龍王寺はもともと、光明皇后が父藤原不比等から譲り受けた邸宅で、その後最新の仏教をこの国に広めるためこの場所に伽藍を整えたのが寺の始まりです。
ここで観たかったのは重文の西金堂内に鎮座する奈良時代の国宝「五重小塔」です。
私の生まれた年に国宝指定されたわずか高さ4mの五重塔で、屋内でしかも近くから拝まれるために建造されました。
光明皇后の内廷寺院として、この西金堂と五重小塔のみが天平時代の建造物として大切に遺されてきました。

ありがたいお詣りでした。
合掌

光明皇后の縁深き南都の古寺巡礼<その一 法華寺>

法華寺は光明皇后が建立した尼寺で、ご本尊は国宝十一面観音さまです。
6月の六日間だけ特別に開扉されますが、普段はお前立ちを拝むことができます。
また出家僧侶ではありませんが文殊菩薩と討論したと言われる学識高き維摩居士の木造座像はいつも本堂内で拝むことができます。
これは2017年ローマで開催された「日本仏像展」の際、文化庁が調査を行い木造であることがわかり国宝指定されました。
夏には名勝庭園華楽園の法華寺蓮も観に来たいと思いました。
合掌

 

湖東の名刹巡礼その二「百済寺」

そして百済寺へ

少し山手にある百済寺、近江最古の古刹で1400年の法燈を照らし続けています。
ご本尊木造十一面観音立像も奈良時代の秘仏のため拝むことはできませんが、そのお前立ちを拝むことができました。
ここの本堂も重文で唐破風の入母屋造りで、山上にどっしりと佇んでいます。
私が最も感動したのは「天下遠望の庭園<喜見院の庭園>」とよばれる山上からの眺望が見事なことです。雪化粧の本堂と庭園越しに見る湖東三山のすがすがしい景色の圧巻たるや、・・・お詣りさせてもらってよかった。
私が独り占めした壮観でもありました。

有り難き国宝巡礼と本尊拝福でした。
合掌


湖東の名刹巡礼その一「金剛輪寺」

まずは金剛輪寺へ

境内には残雪があり雪がちらつく寒い一日でしたが、金剛輪寺では重厚な国宝本堂と重文の三重の古塔を拝むことができました。堂守のご婦人がご本尊は秘仏聖観世音立像で住職が一代限り一度しか拝むことができないという秘仏で、仏彫刻の途中で一筋の血が流れたと言われ、この時点で魂が宿ったとして刀を止め粗彫りのままで祀られていると言われていると丁寧に説明をしてくれました。
このお寺は紅葉の時期は参拝客でいっぱいになりますが、寒中の正月のお詣りは私一人だけでした。
しかし、本堂に続く長い坂道の参道脇のお地蔵さまたちは「お前さんは一人じゃないよ」と話しかけてくれているようでした。
(庭園の残雪がパンダのように見えました)

合掌


奈良、圓成寺と般若寺へお詣りさせていただきました。

奈良 圓成寺の国宝大日如来と春日堂・白山堂、
2ヶ寺目は般若寺の国宝楼門と文殊菩薩をお詣りさせていただきました。

圓成寺は奈良から柳生街道を上った山里にひっそりと佇む、
素晴らしいお寺でした。
国宝大日如来は宝蔵館に座して居られました。
明治初年の廃仏毀釈を乗り越えた春日堂・白山堂は、
思ったより小ぶりの社殿様式でした。

名残の紅葉も素晴らしかった。

 


般若寺は別名コスモス寺とよばれ、境内一面がコスモス畑です。
すでにコスモスの旬は過ぎていましたが、
国宝の楼門とともにかつては秘仏であった重文の八字文殊菩薩像が、
静かに迎えてくれました。

ありがたきお詣りでした。

合掌


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三十三間堂千体佛を秋雲台から拝ませていただきました

三十三間堂本堂内の千体の観音様

平成30年、新たに観音様が国宝に指定されたのを記念して

「秋雲壇」とよばれる高見台が設置(11月26日まで)され、

普段はそのお顔を拝むことができない後方上段の観音様も、

ライティングされ、しっかり見ることができます。

この機会にと有り難くお詣りさせていただきました。

合掌

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海南市下津の国宝善福院釈迦堂と福勝寺にお詣り

国宝善福院釈迦堂はー

今から約800年前に禅宗寺院として創建され、

その後時代の流れの中で真言宗、そして現在の天台宗へと転派してきました。

もこし付きの寄棟造で重厚かつ実に厳かなたたずまいでした。

合掌


国の重要文化財 福勝寺本堂・求聞持堂・鐘撞堂

延暦23年(804年)、弘法大師空海が31歳の時、

藤白峠を越えて修行の折、

入唐求法海路無難を祈願し求聞持の秘法を修したお寺とされています。

なかなかの階段でした。

南無大師遍照金剛

合掌


 

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