西国薬師巡礼13番~15番

13番 弘川寺

西行法師終焉の寺として有名な南河内の弘川寺ー
ここには西行堂や西行墓があり、

西行の有名な句ー
「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月のころ」

大意はー
もし願いが叶うなら桜の花の咲くその下で死にたいものです。
お釈迦様が亡くなられた旧暦2月の満月のころに・・・

この句碑が桜の大木とともに西行墓の前にありました。

桜のころに是非来たいと思いました。

弘川寺本堂
西行堂
『願わくば・・・』の句碑

14番 野中寺

羽曳野市にあるこの寺へは国宝弥勒菩薩を拝観させていただき、
今回は2回目のお参りでした。

野中寺墓地にはー
浄瑠璃などで知られる哀しい恋の物語「お染久松」の墓があり、
縁のある「野崎小唄」に出てくる紅梅も野中寺の境内でひっそりと咲いていました。

15番 家原寺

堺市にある家原寺は文殊菩薩がとりわけ有名で、
この時期、本堂の周囲には無数の合格祈願タオルが貼られていました。
寺役さんは「まだまだ増えます」と話してくれました。

この街中に三重塔があることに驚かされました。

薬師堂はー
堺市の天然記念物に指定されたヤマモモの巨木の前にありました。

家原寺仁王門

ありがたき巡拝でした
南無薬師瑠璃光如来
合掌

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*