護摩焚き法要無魔勤修致しました

近畿地方も梅雨明けが発表されー
暑い熱い一日です。


無事に6月の護摩焚き法要、無魔勤修致しました。
皆さま方の安寧と疫病退散、世界平和を祈念し心込めて勤めさせていただきました。


また、きょうは懇意にしていただいている落語家の桂枝曾丸さんがお詣りくださいました。
参拝者からは「やっぱり続けてお詣りしてたら、有名人に会えて、こんなエエこともあるんやなあ」と感激一入でした。

暑いなか遠くから参拝いただいた枝曾丸さんとともに、皆さま一緒に般若心経、不動真言を熱心にお唱え戴きました。
 

終了後は皆さんと快く写真にお応じていただき、
今日お詣りのお嬢様方はいつになく笑顔の花が咲いていました。
  
ちなみに御弥津は百薬師巡拝のお土産、浜名湖の抹茶パイでした。
    
お詣りありがとうございました。 
      

令和4年6月28日(火)

南無大日大聖不動明王
南無大師遍照金剛

合掌

#巡礼
#お参り
#護摩焚き
#田舎坊主
#薬師如来

弘法大師降誕日

6月15日 弘法大師降誕日

弘法大師ご宝前勤行相勤めさせていただきました。

ところでー

自坊境内の数少ない季節の花はきれいに咲いているものの、
主木の桜が落葉をはじめているのです。
          
毛虫が増殖して落葉したことはありますが、
今回はおそらく葉枯れ病だと思われます。
今までの私の記憶にはないほどの状況なのです。
        
定期的に剪定や消毒は専門家に任せているものの、
その業者も専門家に消毒をお願いしてくれましたが、
現状は写真の通りです。
       
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私には、この現状ー
         
桜が身を焦がして苦しんでいるように見えるのです。
         
コロナ禍あり、
ウクライナでの戦争あり、

人々の苦しみを一身に受けてくれているように見えるのです。

その上にー

毎月、諸仏諸菩薩に「諸人安寧」の願いを込めて護摩を焚き、
さらに「難病患者に寄り添い下さい」との祈念を込めて薬師如来巡拝も続けています。
                   
はたして桜は私の思いを理解をしているわけもないのですが、
言う言わずにかかわらず、見える見えないにかかわらず、
桜と私が意思を通わせる訳でもありません。

先日、FBにて十薬の一輪挿しの際、静慈圓先生書「山花水鳥皆知己」の色紙額を投稿しました。
「自然たちでさえ自分自身を知っている」というのです。
       
大乗仏教にある「悉有仏性」にも前句「一切衆生」がつきます。
まさにー
生きとし生けるものに仏性が備わっているということは、
        
人々の苦しみを思い、身を焦がして桜みずから苦しみ、
それらの苦を一身に受けてくれているように見える私の思いも、
あながち間違いではなさそうに思うのです。
          
私自身の思いが桜を苦しめていると思うと辛くなるものの、
なにがしかの身代わりとなって身を焦がしているとするならば、
ただただ感謝しかありません。
            
「一切衆生悉有仏性」    
     
諸人安寧
疫病退散
世界平和
     
令和4年6月15日(水)
 
南無大師遍照金剛
 
合掌

#巡礼
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#護摩焚き
#田舎坊主