7月の護摩焚き法要勤修

7月の護摩焚き法要無魔勤修いたしました。

皆さまの安寧と、
     
合わせて疫病退散、世界平和を祈念して懇ろに勤めさせていただきました。
       
暑いなかお参りいただいた皆さまとともに、

しっかり般若心経、不動真言をお唱えいただきました。
      
     
南無大日大聖不動明王
合掌

 

脊柱靱帯骨化症友の会(OSL)の交流会開催

紀の国・和歌山脊柱靱帯骨化症友の会(OSL)の交流会が開催されました。
 
会長の久保岡敏子さんはー
 
コロナ禍で3年ぶりの開催ですが
本日は日本に伝わる笙という楽器の演奏を塚田由里子さんにお願いしました。
東大寺二月堂や唐招提寺での奏楽や、結婚式などでも演奏されています。
きょうは高貴で優しい笙の音色に包まれ、心も体も安らかに癒やされ元気が出ますようゆったりとお過ごし下さい。
 
と主催のあいさつされました。
 
和歌山県でも過去最高のコロナ感染者が更新されるなか
さらには雨の中19名もの会員・家族が参加してくれました。
 
みなさまありがとうございました。
 
 
塚田由里子さんにはー
 
楽しくクイズなども交え、なじみのある曲も奏でていただきました。
とりわけ、正式な衣装に身を包み、笙を温めながらしかも吹くときも吸うときも細いリードで呼吸が必要なため、さぞかし暑かったと思います。
 
私ども患者・家族のため本日はほんとうにありがとうございました。
 
 
なおこの交流会はー
公益財団法人ヤマト福祉財団の障がい者福祉助成金を受けて開催されました。
 
 
和歌山ビッグ愛 9F 会議室から見える和歌山城
久保岡敏子会長のあいさつ
笙演奏家 塚田由里子さん
プログラム
塚田由里子さん

梅雨明けから土用へ

早々に梅雨が明け、6月から極暑の夏がやってきてしまいましたね。

梅雨から土用に向かい体調を崩す方も多くなります。
昔から、そんなときには「う」のつく食べ物がいいという謂れがあります。

・うなぎ
・うめぼし
・うどん
・ういろう
・うり

などなど・・・。

これらもしっかり摂って体力を保ちたいものですね。

ちなみにー

仏教においてはこのなかでも、うり類に入る「きゅうり」を使った胡瓜加持(きゅうりかじ)が有名ですね。

お近くの寺院でも行われるところがあるかもしれません。

先日お参りさせていただいた美濃国分寺のご住職も法要のあと、
7月8日薬師如来ご縁日に開催する胡瓜加持の案内をされていました。
「キュウリの準備が必要なので、予約して帰って下さい」って。。。

胡瓜加持はー

弘法大師が人々から病の根を断ち切って、病苦を和らげ健康に長生きできるようにとのご誓願から、不動明王ご宝前に胡瓜をお供えし始められた真言密教の秘法でもあります。

現在では薬師如来をお祀りされている寺院で開催されることが多いようですね。
胡瓜は身体の栄養でありー

胡瓜加持は心の栄養なんですね。
もちろん神社においてもー

「茅の輪」をくぐり健康に夏を乗り越えられるように「なごしのはらえ」という行事があります。

体調崩さないよう気をつけましょう。

諸人安寧
病苦快癒

令和4年7月4日(月)
不動坊 良恒
合掌

 

赤田氏から頂いた新鮮きゅうり
美濃国分寺のご住職
美濃国分寺薬師如来(国宝)