西国薬師巡拝七番久米寺と八番室生寺にお詣りさせていただきました。
久米寺は弘法大師がはじめて真言密教の講義をされたお寺で、
真言宗発祥のお寺として有名です。
開基 は久米仙人という伝承があります。
久米仙人は空中を自由に飛べるという神通力を持っていました。
ある日、空を飛んでいた仙人は、川辺にいる美しい女性が目にとまるのですが、その女性の白いふくらはぎに見惚れて、神通力を失い地に落ちてしまいます。
でも久米仙人はその女性と結婚することになり俗人として幸せに暮らしたそうです。
こういう伝説があってかどうかはわかりませんが、
本堂の扁額の中には「白ナマズ」が彫られたものが掲げられています。
ご朱印をいただいた寺の奥さまのお話ではー
久米寺にお詣りすれば、肌の荒れた女性が真っ白いつるつるの肌になるというご利益があると伝えられているそうです。
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第八番室生寺は女人高野としてとても有名なお寺です。
今回のお詣りも奥の院まで約四百段の急階段を上っておまいりさせていただきました。