恩師と52年ぶりの再会

高野山大学で社会学の先生だった恩師
2020年春の叙勲で瑞宝中綬章を授与された恩師
大阪教育大学名誉教授 澤田軍治郎先生

先生が初めて就職したのが高野山大学ー
私たちは第一期の社会福祉専攻で先生にとっては初めての教え子でした。

若き先生とゼミの私たち数人は「軍ちゃん会」を結成
折に触れ先生とともに旅行やドライブにと若き学生時代を過ごしてきました。

叙勲後2年ぐらいして体重が減少し、
主治医からガンで余命1年半を宣告されたという。
今年2月「生老病死の最終段階に達した事実を目前にして3冊目の著書を遺したい」と
ロシアがウクライナに進攻を進める中、
『ロシア極東ウラジオストック』を出版され贈呈いただいた。
 
       
病状や体調をお聞きした上で京都宝ヶ池プリンスホテルにて
52年ぶりに「軍ちゃん会」の5人が合い寄り席を設けました。
 
50年以上前の楽しい思い出に花が咲き、
再会を喜んでくれた。
「ぼくの余命は半年です」と言いながらも笑顔が絶えなかった。

   ***                  

「ぼくの名前は、軍を治めると書くんですね。今のロシアを考えると軍を治めることの大切さを感じます」
『ロシア極東ウラジオストック』出版とともに、そう話しくれた言葉が重く印象的でした。
             
先生の健康を祈り、
お互い年齢的にも自分たちの健康もしっかり保ちながら
またの再会を約し散会しました。
   
会えて良かった

感謝の一日

合掌

恩師 澤田軍治郎先生
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