昨日お参りできなかったのでー
朝一に高野山奥ノ院へ廟参…
朝は参拝者もほとんどなく外国からの旅行者がボチボチ…
一の橋近くに咲くササユリに癒やされながらー
中の橋、そして御廟の橋を渡り奥ノ院へ。。。
御廟前では人が少なかったので小さく声を出して理趣経を読経・・・
途中女性の方が私の左で合掌し、
そのまま読経中そばにいるのです
読経を終えたときその女性が振り返ってー
「いいお経を、いいお声でありがとうございました。感激しました、ありがとうございました」と丁寧な合掌と深々としたお礼の言葉をいただいたのです。
ほとんどの参拝者はご宝前にて合掌してそのまま進まれますが、
こんな経験は初めてでー
「こちらこそご丁寧にありがとうございました」とお礼を言いました。
そのとき、この見知らぬ女性の言葉はー
亡き二人の妻の黄泉からの伝え言葉だったのかなあ・・・
そんな風に考え、身勝手ながら自らの気休めにしようと思います。
合掌
ちなみに本日、数十年ぶりに大門横奥にある「助けの地蔵」にお参りしました。
この助けの地蔵は昭和45年ー
私が小坊主をしているとき大事にしてくれていた方が発起人となりお祀りされたものです。
山でいるときにはよく掃除の手伝いをした記憶があります。
こちらでは難病患者に寄り添い下さいとの祈願を込め読経させていただきました。
大門の反対側の入口には「熊出没注意」看板があります。
この看板か振り返った大門を写真に収めました。
南無大師遍照金剛
南無助けの地蔵尊