令和4年の寄り添い祈願巡拝は奈良大和郡山の額安寺へお詣り
1400年前、聖徳太子が、「祇園精舎に倣って精舎(熊凝)を建て大寺として後世に伝えよ」と述べ、創建されたそうです。
また推古天皇の額にできたできものを薬師如来に祈り跡形も無く完治したので、
薬師如来を安置し、額安寺と命名したといわれています。
中興の祖である僧忍性はこの地において施薬・施食という現代における医療・福祉の先駆者でもありました。
奈良時代には金堂・講堂・塔・中門・南大門・池・回廊その他諸堂を擁する広大な伽藍をなしていましたが、
現在は本堂を残すのみです。
現在のご本尊は室町中期作の十一面観世音菩薩です。
奥様にご案内いただき本堂にてー
「難病患者に寄り添い下さい」との祈念を込め読経させていただきました。
帰りにはー
額安寺の東100mにあるこの地の出生と言われる推古天皇をお祀りする推古神社があります。
こちらにも参拝させていただきました。
ありがたき巡拝でした。
令和4年正月
不動坊 良恒
合掌
額安寺






推古神社


