境内の樹齢約65年の桜伐採

自坊不動寺境内の樹齢約65年の桜が枯れ、
ご近所さまに倒木の危険も考えられることから伐採しました
  
自坊の桜は大きくなりすぎ過去2回ほぼすべての枝払いをしたことがありますが
その都度新芽が伸びてくれました
   
しかし今回、ひこばえは見られるものの上枝は完全に枯れてしまいました
幹部分はかなりの重量があるので残しました
   
ほぼ私の人生とともに生き、
慶びも悲しみも見守り続けてくれた桜に感謝を込め読経したうえで切ってもらいました

生者必滅は世のならいです
命あるものは必ず命を終えるのです

         
かつて境内にはー
古くは本堂前に2本の門黒松・・・
境内中央にはよく登って遊んだ紅葉の古大木・・・
北西角にはお寺のシンボルだった大銀杏・・・
そして花見、夜桜、親父の出棺に散華した桜の大木・・・
   
それぞれが時を経て季節ごとに装いその樹命を全うしー
その都度、命の輝きと命の儚さを教え続けてくれました

ありがとう、そしてお疲れさま・・・桜
  

感謝
合掌

昨年の満開桜
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