お盆の精霊送り火お焚き上げ供養も成満し、
無事お盆行事が満行しました。
個人的にはー
今年のお盆はお世話になった方や大切な方が亡くなり、
いままで経験したことのない連日の雨中の棚行参りも重なり、
少なからず心憂鬱な一週間でした。
そんな折りー
ある難病患者さんからうれしい電話がありました。
その方はパーキンソン病で少し背が丸くなっている男性です。
以前にあるリハビリの会で、
「背が丸くなってきて、お腹が縮んで痛くなるようなことがあったら、お腹の皮を上下にひろげるように・・・」
ということをお話ししました。
ずいぶん前のことで忘れていたのですが、
その方はー
「この前お腹が痛くなったので、以前に聞いたことを思い出しやってみるとすっかり痛みがなくなって・・・」
と、うれしくなって電話をしてくれたというのです。
「ほかにも薬ではなく楽になれることがあれば教えてください」
というものですから、
一歩目が踏み出しにくい「すくみ足」対策をお話ししました。
彼は「すくみ足があるので、やってみます」と、
喜んでくれました。
お盆明けのうれしい電話で、
私の心に少し陽ざしが見えました。
ありがとうございました。
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施餓鬼供養は霊魂の虹で始まり
雨中の棚経参り
でも心晴ればれでお盆が明けました
令和3年お盆
南無三界万霊抜苦与楽
合掌

