このお寺で一番有名なのは彼岸花だそうです
老桜と彼岸花の時期は人いっぱい
彼岸花は数年前に8万5千個の球根を皆さんで植えたそうです
ちなみに大和茶の発祥地で、階段の両脇はお茶の木が植えられています
今日、歩いた距離は2㎞ぐらいですが
本堂と不動堂前で
南無大師遍照金剛
南無大日大聖不動明王
合掌











和歌山県紀の川市にある高野山真言宗のちっちゃい田舎寺です。











下呂 温泉寺 湯薬師 洞雲寺 真光寺 萬尺寺
きょうは彼岸の中日
かつて紀州那智の海に面したところに補陀洛山寺というお寺がありました。
(現在は少し山手にあります)
昔はこの寺の住職が60歳になったころ、
小さな船に乗って一月分の食料だけを持って、
観音浄土があるとされる南方海上に船出する風習がありました。
ただし船から出ることができないように小さな船室の扉は釘付けされていました。
いわば死出の船出なのです。
これがいわゆる「補陀落渡海」と呼ばれるものです。
そしてこの船は「補陀落渡海船」とよばれ、20尺足らず(約6m)の小さなものです。
*****
3年前、紀南地方のパーキンソン病友の会の仲間の初盆にお参りしたとき、
座敷には立派な精霊舟が造船されていました。
いまでは海に浮かべることはあっても、回収された上でお焚き上げされるそうです。
その時、かつての「観音浄土」が『渡海浄土思想』として
その名残を継承しているのだろうと感じたものです。
*****
さてきょうは彼岸の中日です。
補陀落渡海も精霊舟も
悟りの世界への旅立ちとしての「彼岸思想」だと私は思うのです。
「此岸」(この世界)は苦しみの世界
「彼岸」(彼の世界)は悟りの世界
でもほんとうは彼岸は向こうにあるのではなく
苦しみばかりの「此岸」のなかに、
バランスがとれ偏りのない安寧の世界をつくることを教えているのが、
「彼岸」だと思うのです。
彼岸の中日は昼と夜の時間が同じでどちらにも偏っていません。
私たちの心も偏らず執着せず拘らない「中道」の練習をしましょうと、
中日を挟んで一週間を彼岸として与えられているように思うのです。
合掌
令和4年秋彼岸
不動坊 良恒
拝



29番 栄林寺 30番 玖延寺 31番 一雲斎 番外 高野山真言宗大福寺
44番 北辰寺 45番 萬休寺 郡上八幡城
角上楼 城宝寺
19番 大厳寺 18番 二ツ御堂(薬師堂) 17番 広隣寺 16番 富春寺 15番 地蔵院 有り難き巡拝でした。
岩水寺 蓮台寺 西楽寺 医王寺 国分寺
長岳寺 運松寺 雲彩寺 真浄寺 瑠璃寺
早々に梅雨が明け、6月から極暑の夏がやってきてしまいましたね。
梅雨から土用に向かい体調を崩す方も多くなります。
昔から、そんなときには「う」のつく食べ物がいいという謂れがあります。
・うなぎ
・うめぼし
・うどん
・ういろう
・うり
などなど・・・。
これらもしっかり摂って体力を保ちたいものですね。
ちなみにー
仏教においてはこのなかでも、うり類に入る「きゅうり」を使った胡瓜加持(きゅうりかじ)が有名ですね。
お近くの寺院でも行われるところがあるかもしれません。
先日お参りさせていただいた美濃国分寺のご住職も法要のあと、
7月8日薬師如来ご縁日に開催する胡瓜加持の案内をされていました。
「キュウリの準備が必要なので、予約して帰って下さい」って。。。
胡瓜加持はー
弘法大師が人々から病の根を断ち切って、病苦を和らげ健康に長生きできるようにとのご誓願から、不動明王ご宝前に胡瓜をお供えし始められた真言密教の秘法でもあります。
現在では薬師如来をお祀りされている寺院で開催されることが多いようですね。
胡瓜は身体の栄養でありー
胡瓜加持は心の栄養なんですね。
もちろん神社においてもー
「茅の輪」をくぐり健康に夏を乗り越えられるように「なごしのはらえ」という行事があります。
体調崩さないよう気をつけましょう。
諸人安寧
病苦快癒
令和4年7月4日(月)
不動坊 良恒
合掌



1番 平等寺 2番 東寺 3番 水薬師 4番 壬生寺 5番 地福寺 6番 福勝寺 7番 隻林寺 8番 大超寺 9番 薬師院 10番 大福寺 11番 西光寺 12番 永福寺(結願寺)
近畿地方も梅雨明けが発表されー
暑い熱い一日です。
無事に6月の護摩焚き法要、無魔勤修致しました。
皆さま方の安寧と疫病退散、世界平和を祈念し心込めて勤めさせていただきました。
また、きょうは懇意にしていただいている落語家の桂枝曾丸さんがお詣りくださいました。
参拝者からは「やっぱり続けてお詣りしてたら、有名人に会えて、こんなエエこともあるんやなあ」と感激一入でした。
暑いなか遠くから参拝いただいた枝曾丸さんとともに、皆さま一緒に般若心経、不動真言を熱心にお唱え戴きました。
終了後は皆さんと快く写真にお応じていただき、
今日お詣りのお嬢様方はいつになく笑顔の花が咲いていました。
ちなみに御弥津は百薬師巡拝のお土産、浜名湖の抹茶パイでした。
お詣りありがとうございました。
令和4年6月28日(火)
南無大日大聖不動明王
南無大師遍照金剛
合掌
#巡礼
#お参り
#護摩焚き
#田舎坊主
#薬師如来









40番 洞雲寺 41番 東光寺 真言宗 頭陀寺 瑠璃山 龍谷寺
6月15日 弘法大師降誕日
弘法大師ご宝前勤行相勤めさせていただきました。
ところでー
自坊境内の数少ない季節の花はきれいに咲いているものの、
主木の桜が落葉をはじめているのです。
毛虫が増殖して落葉したことはありますが、
今回はおそらく葉枯れ病だと思われます。
今までの私の記憶にはないほどの状況なのです。
定期的に剪定や消毒は専門家に任せているものの、
その業者も専門家に消毒をお願いしてくれましたが、
現状は写真の通りです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私には、この現状ー
桜が身を焦がして苦しんでいるように見えるのです。
コロナ禍あり、
ウクライナでの戦争あり、
人々の苦しみを一身に受けてくれているように見えるのです。
その上にー
毎月、諸仏諸菩薩に「諸人安寧」の願いを込めて護摩を焚き、
さらに「難病患者に寄り添い下さい」との祈念を込めて薬師如来巡拝も続けています。
はたして桜は私の思いを理解をしているわけもないのですが、
言う言わずにかかわらず、見える見えないにかかわらず、
桜と私が意思を通わせる訳でもありません。
先日、FBにて十薬の一輪挿しの際、静慈圓先生書「山花水鳥皆知己」の色紙額を投稿しました。
「自然たちでさえ自分自身を知っている」というのです。
大乗仏教にある「悉有仏性」にも前句「一切衆生」がつきます。
まさにー
生きとし生けるものに仏性が備わっているということは、
人々の苦しみを思い、身を焦がして桜みずから苦しみ、
それらの苦を一身に受けてくれているように見える私の思いも、
あながち間違いではなさそうに思うのです。
私自身の思いが桜を苦しめていると思うと辛くなるものの、
なにがしかの身代わりとなって身を焦がしているとするならば、
ただただ感謝しかありません。
「一切衆生悉有仏性」
諸人安寧
疫病退散
世界平和
令和4年6月15日(水)
南無大師遍照金剛
合掌
#巡礼
#薬師如来
#お参り
#護摩焚き
#田舎坊主







高野山真言宗 美濃国分寺 天台宗 円興寺 真言宗 明星輪寺
