7月19日、とこなげ山千手寺へお参りしての帰り、
近くの谷性寺へお参りしました。
このお寺は別名桔梗寺と呼ばれ、
明智光秀の首塚や明智山門があることで有名なお寺です。
ちなみに明智家の家紋は桔梗ですね。
現在、お寺までの参道が桔梗の里としてオープンしていました。
キキョウは本来薬草生薬として龍角散などに使われていることはよく知られています。
ところで関西地方のキキョウで有名な場所を調べるとそのほとんどが寺院なのですね。
京都の廬山寺、天得院、智積院、谷性寺・・・
奈良の円成寺、元興寺・・・
お寺は本来ご本尊をまつり、祈り、ご先祖のご供養などを勤める場所です。
でもそれだけではなくー
いろいろな薬草花を育て、病を持つ人々に薬種を与え治療を施す場所でもあったんですね。
聖徳太子がつくった敬田院、施薬院、悲田院、療病院の四箇院 ー
「心を癒やし、病を癒やす」
その精神がこれらの寺院に引き継がれていたことをあらためて知ることができました。
合掌
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
余談ですが、いま私はー
病を見つめ、死を見つめるドラマ「ライオンのおやつ」(NHK BSP)を見て胸を打たれています。







