8月28日 不動明王ご縁日

きょうは不動明王ご縁日ー

コロナ禍で参拝を呼びかけることができず、また都合により護摩焚きを中止し、
ご宝前にて皆さまの安寧とコロナ禍早期終息の祈願勤行懇ろに相勤め支えていただきました。


残暑とは言え、猛暑が続くようです。
皆さまには何とぞご自愛下さいますように。


令和3年8月28日

南無大日大聖不動明王

合掌

 

地蔵盆

8月24日 地蔵盆

久しぶりの青空と朝のうちの爽やかな風、
そしてツクツクボウシの声が秋の訪れを感じさせてくれます。

今日は地蔵盆ー

そして、おたすけ地蔵尊建立の施主でもある亡妻の祥月命日です。

お墓参りを済ませたあと、
あわせて皆さま方の安寧を祈願し、本堂での勤行、おたすけ地蔵ご宝前での供養相勤めました。

南無地蔵菩薩
南無大日大聖不動明王
南無大師遍照金剛

合掌
九拝

 

寝弘法様とまめ大師様参拝

彦根にある寝弘法様とまめ大師様参拝

◆日本で随一ここにしかおられない寝弘法様(大師寺)ー

この寝弘法さんの頭中には、京都東寺から分骨された「仏舎利」(お釈迦様のご遺骨の一部)が納められています。
「南無大師遍照金剛…」とお唱えしながら、寝弘法さんの頭や体を撫でてお願い事をするとご利益があるといわれています。
お釈迦様の涅槃像は所々でお目にかかりますが、
お大師さまの寝姿はとてもめずらしく、
ありがたくお詣りさせていただきました。
(お寺ではなく四国大洲の十夜ヶ橋の下には寝弘法様がおられます)

 

寝弘法様のいる大師寺
大師寺山門
本堂
寝弘法様
不動明王
本尊 弘法大師

 

◆まめ大師さん(弘法大師堂)とはー

昔々、土佐からやってきた風変わりなお坊様が読経のあと、旅立たれる前日に「ここに来られる信心厚い方が、まめで達者で幸せに暮らせるようにとの祈願を込めて大豆に、弘法・観音様・地蔵様・不動様・稲荷様・いろは文字、米粒に、弘法様の御影・阿弥陀名号を書いた」と。
それ以来ここ大師堂ではこの9つのまめをお祀りしているのです。
秘仏ですが、今年10月21日にご開帳されるそうです。

 

まめ大師のある弘法大師堂
門をくぐったすぐ左に不動明王
本尊 弘法大師
本堂
まめ大師のいわれ

今回のお参りも「難病患者に寄り添い下さい」との願いを込め、
寝弘法さんと豆大師さんのご宝前にて読経させていただきました。

大師寺の寝弘法様も弘法大師堂のまめ大師様もともに拝観無料でした。

8月21日 お大師さん報恩日
南無大師遍照金剛
合掌

無事お盆行事が満行しました

お盆の精霊送り火お焚き上げ供養も成満し、
無事お盆行事が満行しました。
 
個人的にはー
今年のお盆はお世話になった方や大切な方が亡くなり、
いままで経験したことのない連日の雨中の棚行参りも重なり、
少なからず心憂鬱な一週間でした。
 
そんな折りー
ある難病患者さんからうれしい電話がありました。
 
その方はパーキンソン病で少し背が丸くなっている男性です。
以前にあるリハビリの会で、
「背が丸くなってきて、お腹が縮んで痛くなるようなことがあったら、お腹の皮を上下にひろげるように・・・」
ということをお話ししました。
 
ずいぶん前のことで忘れていたのですが、
その方はー
「この前お腹が痛くなったので、以前に聞いたことを思い出しやってみるとすっかり痛みがなくなって・・・」
と、うれしくなって電話をしてくれたというのです。
「ほかにも薬ではなく楽になれることがあれば教えてください」
というものですから、
一歩目が踏み出しにくい「すくみ足」対策をお話ししました。
 
彼は「すくみ足があるので、やってみます」と、
喜んでくれました。
 
お盆明けのうれしい電話で、
私の心に少し陽ざしが見えました。
 
ありがとうございました。
 
  *
 
施餓鬼供養は霊魂の虹で始まり
雨中の棚経参り
でも心晴ればれでお盆が明けました 
 
 
令和3年お盆
南無三界万霊抜苦与楽
合掌
 

お施餓鬼に悲しい知らせ

  *** ちなみにこの日には恩師、亀岡弘昭先生の訃報も・・・。私が高野山で小坊主をしていたとき、 寂しいときも苦しいときも先生に守られて高校生活を送ることができました。 やんちゃ坊主の私でしたが、高校を卒業するときには Continue Reading →

五條の大澤寺お参り

五條市の山間部にある大澤寺にお参りー
ご本尊は薬師如来、高野山真言宗のお寺です。

軽四一台がなんとか通れる山道を河内長野方面に登り、
細い枝道を約2㎞ほど行くとひっそりと佇む石塀に囲まれた大澤寺が現れます。

2m弱の像高の薬師如来は秘仏で拝観はできませんが、
本堂前にて読経させていただきました。

何とぞ難病患者に寄り添い下さい、との祈願を込め手をあわせてきました。

南無薬師瑠璃光如来
南無大師遍照金剛
合掌